2014年10月21日

ロードバイクへの道?(ペダルはどうする編)

 ロードバイクにハマってしまった人は、ほとんど例外なくビンディングペダルを使っているようです。

 ロードバイクにはビンディングペダルしか合わないと思っている人も多いことでしょう。そこで今回は、あえて別の選択肢をあげてみたいと思います。
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1. なぜビンディングペダルなのか?
(1)ペダリング効率が上がるから?
 「ビンディングペダルを使うと、脚を引き上げる力も使えるので、ペダリング効率がアップする。」とは、ビンディングペダルを勧める人たちが必ずと言ってよいほど口にする理由です。体感的にも、靴とペダルがくっついていることから、ペダリングの効率が上がったように感じられる、というのもまんざら嘘ではないのでしょう。しかし、そこにはちょっと勘違いがあるように思われます。

 ケイデンス(1分間当たりのクランクの回転数)を上げていくと、遠心力で脚がペダルから振り落とされそうになります。その時に、ペダルと靴とが固定されていれば、脚が振り落とされることに気を遣わずにペダリングすることが出来ます。私が思うに、多くの人は、この「気を遣わずにペダリングする」感覚をペダリング効率と錯覚しているのではないでしょうか。

 ペダリング効率とは、ペダルに入力した力が、どのような割合で推進力に変換されるかを数値化したものです。ペダリングの上手い人ならば、70%くらいの入力を推進力に代えることが出来ると言われています。逆に言えば、上手い人でも30%の力をロスしているということになります。

 なぜロスが生じるかと言えば、人間の脚は、回転運動に適した構造をしていないからです。すなわち、右脚がペダルを踏み込んだ時に、左脚がそれに連動して最適な力で反対側に引いてくれれば効率が良いのでしょうが、人間の脚はそんなに都合よくは出来ていません。左脚は、人によって多少の差はありますが、右脚を邪魔してしまいます。言い換えれば、ペダリングの上手い人とは、右脚を邪魔しない左脚を持っている人のことです。多くの人にとっては、ビンディングペダルを使ったからといって、必ずしもペダリング効率が上がるわけではありません。かえって、正しいペダリングのトレーニング方法の一つとして、フラットペダルを使うことすらあるくらいです。

 自分のペダリング効率を詳しく分析して、トレーニングに役立てたければ、ペダリングモニター( http://pioneer-cyclesports.com/jp/contents/pedaling-monitor-system/ )を利用することもできます。私は、大雑把な人間なので使いませんけど・・。


(2)フラットペダルだと素人くさいから?
 趣味である以上、見た目はとても重要です。確かに、ロードバイクにフラットペダルは似合いません。街中で、ロードバイクにフラットペダルをつけて乗っている人を見かけると、「お店で買ったばかりの吊るしの自転車なのだろう。きっと、素人に違いない。」などと勝手なことを連想してしまうものです。他人からそのようなことを思われるのが嫌で、ビンディングペダルに換えた人も多いことでしょう。その気持ちは、とてもよく分かります。



2. ビンディングペダルの危険性
 今更繰り返して言うまでのことではないでしょうが、脚がペダルにくっついていることは、転倒の危険性が多くなるということでもあります。さらにロードバイクには、高くセットされたサドル、低い前傾姿勢、低速操作の苦手なハンドル形状、細身のタイヤという転倒しやすい要素がてんこ盛りです。

 ビンディングの外し方に慣れれば、信号待ちで立ちゴケすることはなくなるでしょう。しかし、不意に子供が自転車の前を横切ってきたらどうでしょうか?安全に足をついて停止できますか?

 私は、ビンディングペダルを使うなと言っているわけではないのです。信号待ちで停止することの多いような街中や、人通りの多い場所では、ビンディングペダルでは適さないと思っているだけです。

 一番危険な目に合うのは多分ビンディングペダルを使っている本人でしょうから、最後は自己責任の問題に帰結します。趣味も、怪我をしない範囲で楽しんでください。



3. ハーフクリップのススメ
 見た目も安全性も犠牲にしたくないという人に、私がお勧めしたいのがフラットペダルとハーフクリップを組み合わせて使う方法です。具体的には、以下のものです。


(1)三ヶ島ハーフクリップ
 このハーフクリップは、アルミケージのフラットペダルと組み合わせれば、かなりしっかりと靴を押さえてくれます。それでいて、停車する際には簡単に足がペダルから外れます。
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 注意点は、使用するペダルは踏面の前後幅の短いものを使うことです。ちなみに上の写真のwellgoのアルミケージペダルは前後幅6cmです。クリップのサイズが1サイズしかない(?)ようなので、細かい調整をしたければ、スペーサーを入れるなり工夫が必要です。あとは、踏面の前後が短い関係上、靴底が硬めの靴を履いた方がしっくりきます。

 ハーフクリップのみの値段は1500〜2000円くらいでお手頃です。


(2)タイオガ・シュアーフット8+ハーフクリップ
 こちらは、シュアーフット8専用設計のハーフクリップです。前後の微調整くらいならできます。ペダルとクリップ両方買うと、10000円近くしてしまうのが難点でしょう。
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 ペダルの踏面というのは広いほうが安定しているのですが、一般的なMTBのフラットペダルのように広いペダルでは、ロードバイクの外観を損ねてしまいます。その点、シュアーフット8は、横幅が6cmほどで、美しいと思います。縦長(9cm)に作ってあるので、しっかり踏み込めそうです。



 私は、ずっと三ヶ島のハーフクリップを愛用しています。今常用している4台の自転車のうち2台にはこれが付いています。しかしそろそろ別のものが欲しくなってきたので、次に購入するロードバイクにはシュアーフット8を使おうかと妄想しています。私の好きな鉄の自転車には、ビンディングよりもトゥクリップの方が映えると思います。それに、私は「なんでも横並び」が大嫌いなへそ曲りでもありますし・・。

 つづく・・。
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posted by 司法書士 前田 at 12:48| Comment(1) | 自転車

2014年10月15日

ロードバイクへの道?(マイナーブランドもいいな〜編)

 私のロードバイク購入計画に全く進展はありません。しかし、妄想は尽きないので、今回は、マイナーブランドの低価格帯クロモリバイクについての独り言です。

 ちなみに、どれも試乗したことがないので、乗り味なんかは分かりません。いいかげんですね。


1. あのブランドが!
 最初に紹介するのは、サイクルショップカンザキで企画販売しているkr-1。
カンザキkr-1.jpeg

 黒一色で、細身のチューブで構成されるホリゾンタルフレームが美しいバイクです。お店のホームページ( http://kanzakibike.com/originalbike.html )では、シマノ新105コンポをフル装備しており、「本場イタリアの老舗ロードバイクメーカーに制作を依頼」ということが分かる程度です。

 この「本場イタリアの老舗ロードバイクメーカー」ってどこでしょう?

 実は、Giosだということです。kr-1は、felleo105と同じフレームを使用し、パーツ構成もほぼ同じ。大きく違うのは、フォークが、kr-1ではクロモリフォークであるのに対して、felleoではカーボンフォークであることくらいでしょう。
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 値段で言えば、felleoは税込15万円強くらい。kr-1は税込12万円です。

 3万円強の差をどう見るのかは、買う人の価値観によります。私なら、kr-1に軍配をあげます。ジオスブルー好きの人には申し訳ないのですが、私はあのべたっとした青色はあまり好きではありません。kr-1のフォークがクロモリであるというところも私の趣向に合っています。kr-1は、製造メーカーが一見しても分からないところが、奥ゆかしくて良いとも思います。そもそもジオスって言っても、現在はイタリアの工場で生産されているわけではないのですから、色以外に何の違いがあるのでしょう?

 実車はカンザキ店舗に行けば見れるようです。今度、行ってみることにします。


2. 素性がわからん!
 次に紹介するのは、アート・サイクル・スタジオのs1600。
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 これも、細身のチュービングが美しいと思います。s1600も、シマノ105コンポをフル装備しています。メーカーのショッピングサイト( http://store.shopping.yahoo.co.jp/artcycle/s1600.html )では、made in japan を謳っていますが、これは、「組み立て工程が国内で行われている」というだけの意味らしいです。あとは、クロモリチューブがレイノルズ853であるということです。レイノルズのホームページ( http://reynoldstechnology.biz/our_materials_853.php )を見ると、853は自転車用クロモリチューブの商品名のようですが、抽象的な売り文句(強い、薄い、軽い)ばかりで、正直よくわかりません。素材の専門家ならば、853と聞いて驚嘆するのかも知れませんが、私のようなド素人にとっては「?」です。

 ネットのみの販売なので、残念ながら試乗することは出来ません。よって、興味はありますが、私が購入することはないでしょう。きっといい自転車なのでしょうが、実車を見ずにネットで10万円以上する自転車を購入することは、とても勇気のいることです。弱虫の私には出来ません。


3. 自転車のサイズについて
 ついでに、自転車購入に際して、適正サイズをどのように知るのかについてちょっと書いておきましょう。ネット通販が一般的になった現状でも、自転車のような大きな買い物をするのであれば、サイズ間違いは避けねばなりません。

 自転車のフレームサイズは、一般に480mmとか500mmとかの数字で表されることが多いのですが、この数字は何のことを言っているのでしょうか?

 このフレームサイズとは、シートチューブの長さ(正確に言えば、BBシェル中心点=クランク軸中心点からチューブの先端までの長さ)のことです。

 しかし、ロードバイクのフレームには、現在主流のスローピング形状(トップチューブが傾斜した形状)のものや昔ながらのホリゾンタル形状(トップチューブが地面と水平の形状)のものがあるので、シートチューブの長さなんてあてになりません。

 形状の異なるフレームから、どのような方法で自分の適正サイズを知るのでしょうか?

 これには、一旦、全ての形状のフレームを、ホリゾンタルフレームに置きなおしてサイズを出しなおす必要があります。ホリゾンタルフレームに置きなおした場合の、トップチューブの長さを基準とするのです。と言っても、こんな大変なこと、購入者が自分でやる必要はありません。次の表(例:アンカーのジオメトリー表)の見方さえ知っていれば良いのです。
アンカーgeo .jpg

 例えば、身長168cm、股下75cmの私であれば、下表の510mmのフレームサイズが適正ということになります。上表で見ると(下表にも同じことが書いてありますが)、この場合のホリゾンタルフレーム換算トップチューブ長は518mmです。私の場合、どのような形状のロードバイクであろうと、この「ホリゾンタルフレーム換算トップチューブ長は518mm」を基準として、選択することになるのです。

 ちなみに、ジオメトリ表の他の項目は、ハンドリング(キャスター角)、安定感(ホイールベース、ハンガー下がり)、前傾のキツさ(リーチ)等に関するものですが、私はあまり気にしません。



 現在では有名ブランドの自転車も、ほとんどは台湾や中国の工場でOEM生産されています。日本の有名ブランドだって例外ではありません。それを考えたら、ブランドなんて、もはやフレームの上にはられたシール以上の意味を持たないようにも思われます。それに、自転車の良し悪しなんて、結局、乗り手次第、愛情のかけ方次第なのです。

 今回は、ブランドの名を冠した自転車のみが必ずしも自分にとっての名車ではない、というお話でした。

 つづく・・。
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posted by 司法書士 前田 at 12:15| Comment(1) | 自転車

2014年10月12日

「合同会社」という選択肢について

 「合同会社」という会社形態があります。この「合同会社」は、商事関連法制の大改正(平成18年会社法施行)によって、従来からの「有限会社」に代わるものとして、新たに設けられた会社形態です。

 小規模な会社を設立する場合に、有限会社同様のメリットを享受できることから、これまで多くの合同会社が設立されてきました。しかし、安易に設立されすぎた感も否めません。

 そこで今回は、合同会社のメリットとデメリットを、他の形態の会社との比較を交えながら、整理してみることにしましょう。
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1. 「有限会社」はどうなった?
 従来からの「有限会社」は、会社法施行後もほぼそのままの形態で残ることになりました。従来と同様、商号は「〇×有限会社」の使用を継続することが出来ますし、役員の任期の定めをおく必要はなく、決算を公告する必要もありません。

 これは、やや詳しく言うと、従来からの「有限会社」は、会社法施行により、会社法の規律を受ける株式会社となったのですが、特例的な扱いが認められている(会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第2条ないし46条)ということなのです。そのため、従来とほとんど変わらない有限会社が存続することになりました。但し、有限会社を新たに設立することは出来ません。


2. 株式会社と合同会社の違い
(1) 株式会社と持分会社
 会社には大きく分けると、株式会社及び持分会社という2種類の会社が存在します。さらに、持分会社には、合名会社、合資会社及び合同会社という3種類の会社があります。よって、合同会社は持分会社の一形態ということになります。

 株式会社と持分会社とを分ける基準はどこにあるのでしょうか?その基準は、一言でいうと、「所有と経営とが分離」しているか否かということです。

 株式会社の場合には、法律上は、出資者(=株主)と経営者(=取締役)とは一致しません。すなわち、株主は、出資をするけれども日々の経営には口を出さない、というのが原則的な規律です。このことを「所有と経営とが分離」していると言います。このような会社を「物的会社」(出資者の個性は重視されず、出資=物が重視される会社という意味)と呼ぶこともあります。

 これに対して、持分会社の場合には、出資者(=社員)が原則として経営者(=業務執行社員)となります(会社法第590条1項)。すなわち、「所有と経営とが分離」していないのです。このような会社のことを「人的会社」(出資者の個性が重視される会社という意味)と呼ぶこともあります。ちなみに、ここで「社員」というのは会社法上の出資者のことであって、「従業員」のことではありません。

 持分会社の一形態である合同会社では、「所有と経営とが分離」していないということになります。


(2) 株式会社:制度上の想定と現実との差
 もともと株式会社制度というものは、大規模に事業をすることの危険を分散させる目的から発展してきたものです。

 航海技術の発達していなかった時代に、ヨーロッパとアジアとを結ぶ交易は、儲けは大きいけれども、非常に危険な事業でした。交易船一隻が難破してしまうと全財産を失ってしまうというのならば、どんなお金持ちもそんな事業に乗り出すことに躊躇してしまったことでしょう。そこで、公衆から広く出資を募って、利益を分け合うと同時に、もしもの時の危険も分け合おうという発想が生まれたのです。これが、株式会社の原初形態だと言われています。

 株式会社制度が登場したおかげで、大規模な事業が可能となり、生産性の高い経済が実現されるようになったということもできます。

 現在でも、株式会社制度は、利益と危険の分散という発想に基づいています。したがって、会社法で想定される(「法文の行間に読み取れる」という意味です)株式会社は、以下のような特徴を持っていると言えます。

  ・大規模である。
  ・出資者が不特定多数で、経営に関心がない。
  ・事業の経営を担当するのは経営のプロである。

 これを見てすぐに気づくでしょうが、この特徴に当てはまる株式会社というのは、上場企業等の一部の会社に過ぎません。日本の大多数の株式会社は、中〜小規模で、創業家が全額を出資し、創業家が会社経営をしているのです。つまり、日本のほとんどの株式会社は、出資者の個性が会社人格にとってとても重要な意味を持っている実質「人的会社」と言うことが出来ます。

 制度上想定される株式会社とその現実の姿が大きく異なっているために、多くの起業家にとっては、株式会社という器が重厚長大にすぎるという不便が生じます。この問題に対して、会社法は、設立方法の選択肢(募集設立か発起設立か)を設けたり、機関設計の選択肢(取締役会を置くか否か等)を多様化したりして対応しています。合同会社という会社形態を設けたのも、同じ問題への対応手段の一つであると考えることが出来ます。


(3) 合同会社であることのメリット
 合同会社のメリットとしては、以下の点を挙げることが出来ます。もちろん、何をもってメリットと考えるかは多分に主観的な判断です。

  a. 設立費用が安い(定款認証が不要、設立登記の登録免許税が安い)
  b. 管理費用が安い(決算公告・役員任期・株主総会がない)
  c. 経営の自由度が高い(定款自治の範囲が広い)
  d. 間接有限責任(出資者が会社債権者に対して直接責任を負わない)
  e. 法人税の節税メリット(株式会社と同じ税務規律を利用)

 要するに、合同会社は、株式会社に関する規律の多く(b, c)に服さないというメリットと、株式会社と一部同じ規律(d, e)服することによるメリットとの両方を享受できるということです。おまけに、設立費用まで節約(a)できます。



3. どのような場合に合同会社のメリットを活かせるのか
 株式会社という会社形態にこだわらないが、会社成りする必要がある場合があります。例えば、特定事業の許認可の要件の一つとして法人であることが要求されている場合、取引先企業の内規で会社としか取引してはならない等と定められていた場合等、会社でさえあれば用が足りるのであれば、比較的手軽に設立できる合同会社を検討してもよいかと思います。

 また、個人事業の規模が大きくなってしまって、法人化した方が、節税のメリットが大きいという場合にも、合同会社設立を検討してみると良いでしょう。



4. 合同会社で困ること
(1) 融資
 金融機関の融資を受けて事業を行う場合には、融資の条件として、株式会社という器と一定の資本金額が必要になることがあります。よって、融資を受けることを計画している場合には、事前に金融機関に確認を取る必要があります。


(2) 増資
 株式を発行できませんので、簡単には増資できません。よって、設立後近い時期に事業を拡大する計画がある場合には、合同会社を設立することは適切ではありません。


(3) 見た目
 かつて資本金額の規制(株式会社の資本金は1000万円以上等)等が残っていた時代には、株式会社というだけである程度以上の資産規模のある会社であるというステータスがありました(この点、本当は、それ程単純な話ではないのですが、ここでは述べません。)。現在、1円の資本金額でも株式会社を設立できるようになりましたので、株式会社であるということだけから窺い知ることのできる事実は何もありません。しかし、昔のイメージがまだ残っているのは確かです。

 また、合同会社といえば、平成18年以降に設立された歴史の浅い会社であることは、名前だけからも知れてしまいます。社会的な認知度も、株式会社や有限会社ほどは高くはありません。



5. ある合同会社の事例
 最後に、実際にあった合同会社に関する事例をひとつ紹介しておきたいと思います(プライバシー保護のため、事例は大幅に加工してあります。)。

手軽に安く設立でき、管理も楽で、株式会社と同様のメリットを享受できることから安易に設立され過ぎた合同会社に関して、再考のきっかけとしていただきたいと思います。


(事例)
 平成25年6月、健康食品の製造販売を行う山田株式会社の山田社長は 、会社の一部門を独立させるため、従業員の富田林を社長とする店舗型ヘルスサービスを提供するための富田林合同会社を設立することを思い立ち、これを実行に移しました。

 富田林合同会社は、実は、山田株式会社が 全額出資したのですが、よからぬ理由で、表向きは富田林が全額出資したように見せかけて、設立したのです。つまり、富田林が唯一の代表権を持った業務執行社員であり、他には社員はいません。

 平成25年7月、富田林合同会社は、2000万 円の足裏マッサージ機を購入する際に、オ リコス・リース社との間で、ファイナンス・リース契約を結びました。

 平成26年4月、山田社長は、オリコス社から、一本の電話を受けました。「富田林さんが、破産申し立てしたっていう通知が、裁判所から届いたんです。リース契約上、それだとまずいので、富田林合同会社の社長を交代する手続きを採ってもらえますか?」

 さて、富田林合同会社の社長交代とは、いかなる方法で行うのでしょうか?(富田林合同会社の定款には、会社法607 条2項の定めは、置かれていないものとする。)

 まず、破産手続開始決定は、合同会社の社員の法定退社事由(会社法第607条)に該当します。そこで、富田林は富田林合同会社から退社してしまいます。

 すると、社員が一人もいなくなった富田林合同会社は、会社法第641条4号により解散してしまいます。解散した富田林合同会社は、利害関係人の申立てにより選任された清算人(会社法第647条2項)により、清算手続きを行う必要があります。清算手続きが結了すれば、富田林合同会社の法人格は消滅します。

 よって、社長である富田林の首を単純にすげ替えただけで、富田林合同会社を存続させることは出来ません。社長個人が破産したために、財務体質に問題のない会社であろうが、連鎖的に法人格を失ってしまうという事態が生じてしまったのです。

 もちろん、このような事態を防止するための手段を、予め設けることは出来るでしょう。例えば、定款に会社法第607条2項の定めを置いたり、複数の出資者(=社員)によって設立したり、複数の業務執行社員を定めておいたり、といった方法です。

 しかし、このようなことが生じる原因の根本は、合同会社が持分会社(=「人的会社」)の一つとして制度化されており、社員の個性と会社の人格とが不可分に結びついていることによるのです。これは、「物的会社」である株式会社との根本的な相違点です。この根本的相違を看過して、会社の設立を検討する場面で、「合同会社」を、「株式会社」の安上がりな代替策として安易に考えてはいけないと思います。上の事例は、安易な合同会社設立の代償ともいうことが出来るでしょう。


 今回も長い文章を読んでくださって、ありがとうございます。皆様の忌憚のないご意見・ご感想をお寄せ下さい。
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posted by 司法書士 前田 at 11:35| Comment(0) | 企業法務

2014年10月06日

ロードバイクへの道?(ギア比と変速について考えた編)

 私は、1年半前に千葉から神戸に引っ越して来ました。

 千葉での私のホームコースは、国道464号線から利根川、成田や印旛沼を回るコース。平地ばかりだったので、変速機付きの自転車でも、ギアはトップに入れっぱなしで、変速なんてほとんどしませんでした。変速の必要がない(?)ので、私の当時所有していた7台の自転車のうち、5台はシングルスピード・バイク(トライアル車やママ車も含んでますが)でした。

 ところが、引っ越した先の神戸は坂だらけです。私の愛するシングルスピードでは、走るのが辛くなってきました。そこで今回は、普段下駄として愛用しているシングルスピード・バイクのギア比を変更するついでに、変速と縁遠い私が、変速のことについて考えてみることにしました。



1. 日記編:サイ○リーへGO!
(1) 自転車紹介
 私の自転車の中で、最も距離を走っているのがこの総鉄製のクロスバイクです。通勤用として、近所の量販店で購入した当時は、ボスフリーの7段変速装置が付いていました。この話だけで、多分、自転車のことにちょっと詳しい人ならば、手を出さないであろう類の自転車であろうと思います。
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(何の工夫もない鉄が美しい!とは私の個人的な感想)

 ボスフリーとは、スプロケット(歯車セット)の中にフリー(ペダルを漕ぐ力のみを歯車に伝え、逆回転する力を逃がす機構)が組み込まれたギアの形式です。大昔のスポーツ車や、今でも安価な「なんちゃって」スポーツ自転車に多く採用されているものです。これに対して、現在、スポーツ自転車で主流となっているのは、カセット式スプロケットとバブ一体式フリーボディとから構成されるギアの形式です。一般に、カセット式スプロケットは、交換が容易で、ギア比の選択肢が多く、軽量な材質・デザインを使えるという利点があります。スポーツ自転車にカセット式スプロケットを使うのは、今では常識です。

 自転車通なら当然、カセット式スプロケットが使える自転車しか買いません。その他にも、自転車通からツッ込まれるポイント満載の我が鉄輪ですが、自転車通が好むか否かということは、私にとっては関係のないことです。というのも、私は、完成車であろうがフレーム単体であろうが、お店で売られている状態の自転車を素材としてしか見ていないからです。だから、私がこの自転車とお店で初めて遭遇した時の印象は、「値段の割に形のいいフレームだな。溶接もちゃんとしているし。ホイールも組み直せば使えそうだな。」くらいのものでした。

 この自転車を購入後すぐに、色々な改善を施して、結局現在の形になりました。主なところでは、シングルスピード(ギア比変更:前50丁×後16丁)化です。これに伴って、後輪をフリー一体式のハブに交換してあります。シングルにする際には、カセット式スプロケットと互換性のあるシングル変換キットを使いました。その他駆動関連では、チェーン落ちの対策として、チェーンケージとテンショナーをつけています。
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 フレームもフォークも、振動をよく吸収する鉄製であるため、乗り心地は最高です。ホリゾンタルフレーム(トップチューブが地面と水平に近い形状のダイヤモンドフレーム)も美しいと思います。しかし、この自転車に使用されている鉄パイプは、バテッド加工(強度の必要な部分のみ厚くした加工)も何も施されていないため、とても重たいです。装備重量は、なんと13kg弱もあります。自転車が重たい分は、自分が痩せて補うしかありません。

 余談ですが、軽い自転車が絶対であるという昨今の風潮には、私は反対です。その一番の理由は、軽いものは脆いからです。体重80s超の人が6s程度の車重しかない自転車に乗るのは、とても危険なことのように思います。それならば、ダイエットを兼ねて、10s超くらいの鉄製自転車に乗ることをお勧めします。


(2) 神戸用に改善だ!
 神戸に引っ越してきてから、この自転車を東西方向の移動にしか使わなくなりました。北側には六甲山脈が迫っており、南北方向の高低差がありすぎて、前50丁×後16丁のギア比では、坂道を登ることはできません。ところが、坂というのは長短・高低差の違いはあれど、自転車で走っていれば必ず出くわすものです。正直言って、神戸に来て以来、この自転車で走ることが辛くなってきました。そこで、思いついたのです。「そうだ、ギア比を変えよう!」と。

 今更、シングルスピードを、多段変速に戻すことはしません。目指すギア比は「平坦な街中で、時速30km前後で快適に走れ、尚且つ、2〜3km続くような急ではない坂道もなんとか登れる」くらいのものです。そうなると、計算上(後で述べます)は、前46丁×後18丁がぎりぎりの線です。これ以上ギアを軽くしてしまうと、速度が出ないので、まともに車道を走れなくなってしまいます。

 18丁のギア板は既に持っているので、46丁のチェーンリング(クランク側のギア板)を調達する必要があります。


(3) サイ○リーまでピュッ
 千葉にいた頃から、しばしば利用していた中古自転車・パーツ買取・販売のお店「サイ○リー」。自転車のパーツを交換したり、自転車を組み立てたりする場合に、とても便利なお店です。神戸市の私の自宅からは、サイ○リー宝塚店が近いみたいです。早速、行ってみることにしました。

 10月4日、秋晴れの爽やかな朝です。20数キロの道のりは、初めて行く場所であることを考慮しても、1時間程度あれば着いてしまうはずです。

 途中の西宮では、ティラノサウルスに遭遇しました。なんと、チェーンソーで彫り出した木製の巨大彫刻です。
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 それ以降は、大した激写スポットもなく、予定した時間で、サイ○リー宝塚店に到着しました。
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(4) 大人のおもちゃ箱
 いつ来ても、中古パーツ屋というのは、心躍ります。サイ○リーの場合は、店員が無愛想で、変に話しかけてこないので、なお良いです。自転車パーツというのは、各部で規格が沢山あります。例えば、今回探すチェーンリングについては、固定方法が4腕であるか5腕であるか、PCD(リングの中心点から固定ボルトの中心点を結んだ距離)が何mmであるか等、といった規格があります。そんな細かいことを見ている最中に話しかけられては、落ち着いて妄想もできません。

 店内の写真がないのは勘弁してください。内気なもので、店員さんから許可を得るのをためらってしまった結果です。

(5) 余計なものまで買いました
 この自転車に使用されているコンパクトクランクに適合する46丁のチェーンリングは、2つ在庫がありました。そのうち、安いスギノ製の汚れた中古リング(380円)を買いました。あまりに安いので、ついでにロックオン・グリップ(新品780円)と、別のマウンテンバイク用にハンドル・ステム(アンカー製中古1380円)も買いました。
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(10センチの激安ステム)

 ステムなんかは、ポジション出しのために、シックリくるものを見つけるまで何度も交換を繰り返すので、こんな値段は非常にありがたいです。
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(帰り道に寄った武庫川のほとり)

(6) 早速、部品を取り付けた
 ギア板を交換した後の写真です。シンプルで、どこか懐かしい感じになりました。急に、ブルックスの皮サドルが欲しくなってしまいました。ついでに塗装も、クラッシックな感じにやり直したくなってしまいました。パーツ1個換えただけで、妄想の種が蒔かれてしまいます。いけない、理性を持たなければ。
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(単純な形が、かえって新鮮)


(7) 試走してみた
 翌日の朝、鷹匠中学校から六甲ケーブル下駅までの登り(距離3.3km)を、試走してみることにしました。もちろん、ギアを軽く設定し直したとは言っても、これで山頂まで登ることは不可能です。以前の50丁×16丁では、神戸大学のあたりまで登ることもできませんでしたが、46丁×18丁はどうでしょうか?
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(鷹匠中学校前からスタート)
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(ひたすら登る)

 漕ぎ出しで感じる軽さは、はっきりと実感できます。途中、勾配がきつくなる箇所がいくつかありましたが、足をつくこともなく、あっという間に目的地である六甲ケーブル下駅に到着しました。決して楽ではないですが、登れます。
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(登れたといっても、坂はきつい。)

 平坦地も、ちょっと遅くなっただけで、問題なく走れます。ギア比変更は、目的達成です。


 
2. 理論編:変速についてあーだこーだと言ってみた
(1) ギア比と進行距離の関係
 分かり易い例として、前48丁×後16丁の自転車について考えてみましょう。

 この場合、ギア比は3:1です。つまり、クランクの1回転につき、車輪が3回転するということです。車輪が3回転するときに進む距離は、タイヤの外周に3を乗じれば割り出すことができます。ちなみに、700cのタイヤの場合、タイヤの半径(r)は実測0.34mですので、

  タイヤ円周(2πr)×タイヤ回転数=クランク1回転で進む距離(m)
  2×3.14×0.34×3=6.4056

です。つまり、3:1のギア比を持った自転車の場合、一漕ぎしたときに進む距離は6.4m強ということになります。


(2) ケイデンスとは
 自転車でスポーツ走行を始めると、「ケイデンス」という言葉に触れる機会が増えます。「ケイデンス」とは何のことでしょうか?

 ケイデンスとは、1分間にクランクが回転する数(rpm: revolutions per minute)のことです。「ペダルを何回漕ごうが、自分には関係ない」と思う方もいるでしょうが、実は、ケイデンスと運動効率とは密接な関連があるのです。ロードバイクの場合には、理想のケイデンスは、大雑把に言えば、100rpmを中心として考えることになります。

 もちろん、ケイデンスは走行状況によって異なってきます。平坦地の理想が100rpmだとしても、登り坂なら70rpm、下り坂なら150rpmになっても構いません。また、乗り手の癖によってもケイデンスは異なります。平坦路で80rpm位を維持して走行する高トルク型の人もいれば、100rpmをきっちりキープするエコ型の人もいます。だから、「理想のケイデンス」と書きましたが、実のところ、それ程、他人のケイデンスと比較して気にする意味はないとも言えます。ただ、「自分にとっての理想のケイデンス」は、ある程度一定しているということは、覚えていて損はないでしょう。


(3) 速度を考える
 さて、ケイデンスの概念が分かったところで、先程の(1)の例に、速度の観点を加えてみましょう。

 3:1のギア比の場合、1回転で進む距離は6.4056mでしたから、ケイデンスが100rpmだとすると、その時速は、

  クランク1回転で進む距離×ケイデンス×60(分)=時速(m/h)
  6.4056×100×60=38433.6

です。つまり、3:1のギア比の自転車で、100rpmのケイデンスで走った場合の、時速は38433m。キロメートル換算すると、時速38q強ということです。意外に速いですね。

 ちなみに、同じ計算方法を使えば、今回私が変更した後のギア比である46:18の場合、ケイデンス100rpmで時速32km強になります。街乗りには十分です。


(4) なぜ、変速装置がついているのか
 スポーツ自転車の多くに変速装置(ディレイラーとシフター)が付いている理由は、ケイデンスを一定に維持するためです。

 上でも言いましたが、人によって理想のケイデンスというものがある程度決まっています。そこで、このケイデンスを維持することが、速さと効率とのバランスを実現するために必要となってくるのです。

 速く走りたいだけならば、ギアをトップに入れて思いっきり漕げば、素人でも瞬間的に時速60qくらいは出せることもあるのでしょうが、そんなことをしていたらすぐに疲れてしまいます。また、自分の理想ケイデンスから大きく外れるような走り方をすると、フォームが乱れて、疲労や疼痛の原因になります。速さと効率のバランスを実現するためには、ケイデンス管理は避けられないのです。

 
(5) 11速化でどうなる?
 今年、シマノのコンポ(駆動・変速・制動装置)である105シリーズが、11速化(前ギアがダブルなら、2×11=22速)されました。比較的手頃な中級グレードの105まで11速化されたことは、自転車マニアの間では、ちょっとした話題となりました。

 ちなみに、ロード用コンポには、値段によって以下のようなグレードがあります。シマノの場合、高価な順に言うと、

  ・Dura-Ace(11速)
  ・Ultegra(11速)
  ・105(11速)
  ・Tiagra(10速)
  ・Sora(9速)
  ・Claris(8速)
  ・2300(8速)

です。上位機種であるデュラエースとアルテグラにおいては、電動シフトも選択することができます。このようにランク付けされていると、人情としては、11速が良いもののように感じてしまうのも無理のないことです。果たしてそうでしょうか?

 私の正直な感想を言えば、レースでトップ争いに絡むような走りをするライダーでない限り、下位コンポで必要かつ十分だと思います。11速で得られる恩恵は、ケイデンスの管理をより正確に行うことができるということです。この恩恵は、シビアなケイデンス管理をしている人にのみ必要なものです。私を含めた普通のホビーライダーにとっては無縁なものです。変速の数が多いからと言って、速くもなりません。(3)で述べたとおり、速度は、ギア比とケイデンスによって決まるものです。

 高価なコンポを使えば、自転車が何百、何十グラムかは軽くなるでしょうが、モノというのは軽く作れば、その分、壊れやすくもなるということを忘れてはいけません。

 とは言っても、誤解してほしくはないのですが、別に、私は高価な道具を使っている人を批判するつもりは毛頭ありません。趣味とは結局、自己満足の世界なのですから。高価なものというのは、それだけで自己満足を刺激します。自転車で自己満足を得るというのは、とても健康的なことだと思います。

 今回は、高価な道具を買う前に、立ち止まってちょっと考えてほしい事を書いただけです。私自身、「あ〜、105搭載したクロモリ・ロードが欲しいな〜。」なんて妄想したりするのですから。矛盾だらけです。

それでは、また。つづく・・。
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posted by 司法書士 前田 at 13:19| Comment(0) | 自転車

2014年10月02日

遅ればせながら・・(自己紹介)

 ご挨拶が遅れました。司法書士の前田実です。神戸で「神戸六甲わかば司法書士事務所」を運営している40代半ばの自転車好きのオッサンです。
l_090.jpg

 このブログ「今日も自転車操業中!」は、皆さんに対する私の情報発信の場であるとともに、皆さんからの情報受信の手段として、開設しました。

 今回は、ちょっと遅ればせながら私の自己紹介をするとともに、今後このブログを運営していくうえで、掲載記事に関する方針等をお話ししたいと思います。


1. 自己紹介

氏 名: 前田 実(まえだ みのる)
年 齢: 40代半ば
出身等: 鹿児島生まれ、千葉育ち、神戸在住
勤務先: 神戸六甲わかば司法書士事務所
趣 味: 自転車と筋トレ
特 技: 英語と韓国語少々(でも、ずいぶん長いこと話してないな〜。)
略 歴: ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン歴史学部修士。
     東京都職員退職後、
     予備校の英語講師をしながら独学で旧司法試験挑戦、失敗。
     旧司試験会場を出るときに
     会場前で配っていた司法書士試験パンフレットがきっかけで、
     司法書士試験に目標転換。
     独学のみで2回目の試験で合格(平成20年)。
     その後、
     千葉県の司法書士・土地家屋調査士事務所と
     神戸市での司法書士法人勤務を経て、
     平成26年8月「神戸六甲わかば司法書士事務所」開業。
取扱業務: いろいろです。
     困りごとがあったらとりあえず相談に来てください。
     ここだけの話、
     よほどのことがない限り、相談料をとったりしません。
     キャッチフレーズは
     「司法書士ができる仕事は、登記業務だけと思うなかれ」です。
仕事方針: 不正な依頼は断ることにしています。
     財産隠しや、ダミー法人設立等の依頼なら、
     よそへ行ってください。



2. 当ブログの掲載方針

(1) 掲載記事の分野について
 私が、職業柄、日頃扱っている法律問題を取り上げるつもりです。私のところに持ち込まれる問題というのは、多くの皆さんが抱えている問題でもあるからです。もちろん、プライバシー保護のため、記事中に使用する事案などは、大幅に加工してあります。

 また、私の趣味である自転車のことも取り上げるつもりです。筋トレのことは、気が向いたら、取り上げるかも知れません。


(2) 掲載記事の内容と想定読者について
 まず、法律記事については、ちょっとハードな内容にするつもりです。というのも、私も法律家の端くれですので、記事の正確性を重要視しているからです。そして、誰でもちょっと調べればつまみ食いできるような内容の記事ならば、私のブログでなくともそんな内容のブログはネット上に溢れかえっているからです。

 ただ、記事の内容に正確性を重視するとは言っても、私もしょっちゅう間違えを犯す不完全な人間ですので、読者が私の記事を利用して損害を被ったとしても、その損害まで担保することは出来ません。それは、あくまでも自己責任です。

 なるべく専門外の方にも読んでいただきたいので、できる限り平易な表現を心掛けるように努力はします。ただ、どうしても、硬い表現になってしまうのはご勘弁ください。職業病です。

 法律の専門家ではないけれども硬めの文章を読むのに慣れている方。仕事や暮らしの中で体験するいろいろな困難を、法律的な観点から見てみたいという関心を持っている方。私の想定する読者は、そんな方々です。

 もちろん私もフィードバックが欲しいので、記事を読んだ方々からの感想、質問や意見を寄せていただけたら嬉しく思います。

 自転車に関連した記事に関しては、特に方針はありません。気が向いたままに書きますので、気楽に読んでください。できれば、ちょっとは役に立つような内容になればいいなとは思います。

 私は、何台も自転車を持っていますが、高価なもの(10万円以上するようなもの)は一台もありません。それでも、自分で自転車を組み立てたり、整備したりすることが好きなので、ちょっとしたウンチクくらいは語れるかも知れません。16歳の頃からナナハンのオートバイに乗って、自分で整備していたことから、その時に覚えた知恵と経験を使って今は自転車をいじくっています。乗っていじることは好きですが、高価な自転車・パーツ自慢は嫌いです。


追記:
 私は、オートバイブームの時代に少年時代を過ごしました。やがて、そのブームは去り、皆がオートバイから去って行きました。今では、私も、周囲の気持ちに配慮して、オートバイを降りることにしましたが、オートバイ好きな気持ちは変わりません。

 もう一つの私の趣味である自転車にも、ブームがやって来ては、去って行くことを繰り返してきました。今は、ロードバイクがブームのようです。多くの人が自転車を始めたことは、たとえキッカケがブームであれ、同じ趣味を持つものとして喜ばしいことです。しかし、自転車というモノを消費するだけでは、ブームの終わりとともに、多くの人がまた自転車から去っていくのでしょう。

 自転車に関するブログ記事は、気楽に書いていきますが、読んでくださる方々には、より自転車好きになってもらえたらと願っています。ブームとともに、皆さんが去っていかないことを願います。
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posted by 司法書士 前田 at 17:31| Comment(0) | 日記