2015年09月24日

フルリジッドのMTBで行こう!(前編)

1. リジッドフォークもいいもんだ
 1990年代末ころから、MTBの完成車には、当たり前のようにサスペンションフォークが装備されるようになりました。今では、リジッドフォークのMTBなんて、ルック車に至るまで、ほとんど見かけなくなりました。
0MFB_MuddyFox_650B.jpg
(アラヤのマディフォックス。珍しいフルリジッドMTB完成車。さすがアラヤさん。)

 しかし、バイシクルトライアルやBMXの分野では、今でもリジッドフォークが主流であることからも分かる通り、自転車の使い道によっては、リジッドフォークの方が扱いやすい場面というのは沢山あるのです。いやむしろ、競技者でない普通の人がMTBに乗る場合、下手なサスペンションフォークよりはリジッドフォークの方が、大抵の場面において扱いやすいと言ってもいいくらいです。

 私も、もともとリジッドフォークが好きで、リジッドフォークのMTBを所有してもいます。サスペンション付きのロックホッパーも、いつかはリジッドフォークにしようと思っていました。しかし、フォークの換装となると、お金もかかることだし、なんとなく先延ばしにしていたのです。
3-2author.JPG
(authorのa-gangのフレームに太いアルミのリジッドフォークを組んだ。)

 ところで、最近になって、MTBのホイールサイズが、これまで主流だった26インチから、27.5インチ(650b)や29インチ(700c)に変更され、主要自転車メーカーは26インチMTBの生産を止めてしまいました。その他にも、メーカー側の事情で、短期間のうちに、様々な自転車部品の規格が登場しました。これに伴って、26インチMTB用のパーツの選択肢は激減してしまいました。

 「欲しい部品は、今買っておかないと、今後は中古品で探すしかなくなってしまう。」そう思ったのが、今回、リジッドフォークへの換装を決めた理由です。


2. 候補
 フォークを換装する際に注意しなければならないのは、自転車のジオメトリ(=配置)を出来るだけ変えないようにすることです。ここ15年くらいの間に製造されたMTBは、ほとんどサスペンションフォークを装着することを前提としてフレーム設計されているので、肩下が長めのフォークに対応するようになっています。

 ロックホッパーにもともと付いているサスペンションフォーク(マニトウ製スパイダー)は、肩下430mm、トラベル698mm、サグ(自然加重での沈み込み量)約10mmですので、換装するリジッドフォークも、420±10mm程度であれば、ほとんどジオメトリの変更はないことになります。
2before2.JPG
(スペシャライズド製ロックホッパー1999。当時としては良く出来たサスペンションフォーク。)

 この条件に合うリジッドフォークを探してみましたが、新品で手に入るものは、モッソのアルミ合金製フォーク(肩下410mm)か、バズーカのクロモリ製フォーク(肩下430mm)くらいしかありませんでした。良さそうなものをネットで見つけても、たいていは欠品になっていました。バズーカのフォークも、今年の8月末までずっと欠品が続いていました。ちょっと前までなら、性能の良いアルミフォークも売られていたはずですが、もう製造されていないのでしょうか?
4-2mossomd5.jpg
(MOSSOのアルミ合金MD5フォーク。幅広でカッコいい。)
4-3bazooka.jpg
(BAZOOKAのクロモリフォーク。頑丈そうだけど、重いよ。)

 私は、不整地もたまには走るし、手荒な扱いもするに違いないので、頑丈そうなバズーカの方を買いました。モッソのフォークも、ブレード(刃)形状で、カッコいいと思います。
1before2015.09.05.JPG
(2015年9月5日、妙見山の沢登り。山頂まで自転車を担ぎ上げた・・。)


後編に続く・・。
にほんブログ村 自転車ブログ 初心者サイクリストへ
にほんブログ村
posted by 司法書士 前田 at 17:01| Comment(2) | 自転車
この記事へのコメント
 フルリジッドMTB、良いですね。
 ボクもハードテイルを1台持っていますが、29erということもありフロントサスも普段はほとんどロックアウト状態です。
 なので、重いフロントサスはいらないなぁと思っていたのですが、フルリジッドMTBは絶滅危惧種なので見つかりませんでした。
アラヤ・マディフォックス、ちょっと興味が出てきました。
 同じ神戸なのでまたどこかでお会いした時はよろしくです。
Posted by いもりん at 2016年10月24日 17:26
 いもりんさん、こんにちは。

 ロックホッパーのフォークをリジット化して早1年が過ぎました。その間、毎週末この自転車に乗っています。やはり、舗装路メインで乗るには、リジットフォークにボリュームのあるタイヤを組み合わせるのが、一番乗りやすいと感じます。軽快なうえ、自転車の挙動が分かり易いというのは、気持ちのうえでも楽ですね。
Posted by 前田実 at 2016年10月25日 09:55
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: