2018年05月18日

デジタル腕時計で行こう!(電池交換手順等いろいろ)


1 スプーンがやって来た!
最近急にデジタル腕時計が欲しくなって探していたら、ジャンク(故障品)という「スプーン」(SEIKO ALBA SPOON INGOT W620-4140)に目が留まりました。

1982年、中学校に入学した私が、叔父さんからもらった人生初の腕時計も、ALBAのデジタル腕時計でした。そこで、なにやらこのスプーンに縁を感じ、故障していることを知りながら、手に入れてしまいました。

スプーンは、1995年に発売されるや1年で100万本を売り上げる大ヒットを記録したという有名な腕時計です。そういえば、当時、街中にはスプーンをはめた若者がウジャウジャいたものです。デザインが最初から完成され過ぎていたためか、シリーズが続かず、流行も短命に終わってしまいました。その後、一時期、SEIKO WIRED (ALBAの後継ブランド)から、スプーンが復刻されましたが、あまり大きな話題にはならなかったみたいです。
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今回、私の手に入れたスプーンは、普及型(プラスチック製)ではなく、総ステンレス製の高級バージョンです。
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時計の状態は、一見すると、新品に近い美しさ。わずかな傷があるくらいで、日常的な使用の形跡がありません。

ところが、外見とは裏腹に、前オーナーが電池を入れたばかりという割には、液晶の時刻表示が薄く、絶えず点滅を繰り返しています。さらに、バックライトも点灯しません。これは、本当に、ジャンクなのでしょうか?


2 電池を入れ直してみる
動作不良の原因について手掛かりを得るために、とりあえず、正しい手順で電池を入れ直してみることにしました。

まず、邪魔なブレスレットを外します。
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このタイプの裏ブタは、ケースと蓋の間にナイフの刃先を入れてこじ開けます。よく見ないと分かりづらいですが、裏ブタの一か所にわずかな隙間が作ってあります。刃先を入れるのはそこです。
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フタが開きました。
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電池を押さえているバネを外せば、電池が取り外せます。指紋等をつけないように、ピンセット等を使って作業します。
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デジタル腕時計のほとんどは、電池交換したら「リセット」が必要です。リセット方法の主流は、AC(All Clear リセットという意味)と記載された端子(ドライバーの先の〇印)と電池の+極をショート(導通)させるというものです。機種によって若干やり方が異なります。
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金属製のピンセットを使ってリセットを行います。うまくリセットされると、液晶表示が初期値に戻ります。このスプーンの場合、「1-1 94 12:00」が表示されました。リセット完了です。
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裏ブタを元通りに戻して、正しい手順での電池の入れ直しが完了しました。ちなみに、防水のためのOリング(=パッキン)にはシリコングリスを薄く塗布してあります。




2 動作不良の原因は
電池を正しい方法で入れ直して、正常動作を回復・・・とはいきませんでした。相変わらず、液晶表示は点滅していますし、バックライトも点灯しません。

点いた!
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消えた!
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しかし、そんな状態でも時間を確認する程度に使用することはできるため、しばらくそのまま使いながら動作状況を観察してみることにしました。その結果、大事なことが分かりました。

それは、03:00〜05:59に時刻表示が点滅して、06:00〜06:59に正常動作に戻り、07:00〜09:59にまた時刻表示が点滅し、10:00〜10:59に正常動作に戻り・・というパターンを繰り返しているということです。

故障している時計にしては、このパターンは律儀すぎます。そこで、この液晶点滅は、故障ではなくて、電池残量警告機能なのではないかという疑いが湧いてきました。

この疑いを確認するため、バックライトのスイッチをしばらく押しっぱなしにしてみました。すると、バックライトはもちろん点灯しませんが、液晶表示まで薄くなって消えてしまうことが分かりました。これは、電圧が低すぎることを示しています。間違いなく、電池の残量不足です。

結局、新しい電池を買ってきて、交換しました。
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その結果、液晶の点滅はなくなり、ELバックライトも点灯するようになりました。その他、全ての機能が正常に動作します。めでたし、めでたし。
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3 その他
上のことから、このスプーンには、電池残量不足警告機能が備わっているということが分かりました。充電式の時計(ソーラーやキネティクス)には残量警告機能がついているものが多いですが、普通の電池式の腕時計にそんな機能がついているのですね。

さらにいろいろとスプーンをいじっていると、リセットが、上で紹介した方法だけではないということも分かりました。このスプーンの場合、側面の4つのボタンを同時に長押しするとリセットされるようになっています。

また、(1)時刻・日付・曜日、(2)クロノグラフ、(3)ペースカウンター、(4)カウントダウンタイマー、(5)アラームの各モードがあることや、その使用方法も知ることができました。さすがデジタル時計、機能豊富です。

ところで、上の写真の一枚に、撮影後、間違いがあることに気づきました。次の写真の←印の先には小さなスプリングがありますが、本来このスプリングは、左隣の穴(〇印)に収まるべきものです。誰も気づかないでしょうが、一応・・。
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このスプーンは、これから末永く活躍してくれることでしょう。




タグ:おしゃれ
posted by 司法書士 前田 at 12:07| Comment(0) | 日記
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