2018年07月29日

ブーツ靴底のDIY補修(シューズドクターでハーフソール編)


擦り減った靴底の修理・補強方法のなかでも、効果的なのがハーフソール(半底)です。

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(一般的なハーフソール用のゴム板。)

今回は、専用ゴム板を接着剤(ゴム系「コンタクトセメント」)で貼り付けるというハーフソール方法(2017年02月13日ブログ http://wakaba-office.sblo.jp/archives/201702-1.html )ではなく、セメダイン社の「シューズドクター」を利用した方法を紹介します。

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(セメダイン社のシューズドクター。用途が豊富なため、DIY好きなら道具箱に常備すべし。)


シューズドクターは、磨耗した靴の踵(かかと)を補修するのが一般的ですが、それに限られるわけではありません。踵以外の靴底修理に使えるのはもちろんのこと、自転車等の整備でも重宝する優れものです。室内で使用しても安全(揮発しやすい有害な溶液を使っていない)なうえ、施工容易(早すぎず遅すぎない硬化時間、タレにくい粘度等)で、硬化後は適度な弾力と高い耐久性を発揮します。


用意する道具は、次の通りです。

・ シューズドクター
・ 粗目(60番)の紙ヤスリ
・ パレットナイフ
・ マスキングテープ
・ イソプロピルアルコール等の脱脂液

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(ワークブーツ(奥)とスエードブーツ(手前)。どちらもヘビロテ使用中。)

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(どちらのブーツにも既にシューズドクターのハーフソールが。)


上の写真は、既にシューズドクターでハーフソールを施した2足のブーツです。今回補修するのは、手前のスエードブーツ(マッケイ製法)の方です。昨シーズンかなりの頻度で履きましたが、淵が若干磨耗して下地のレザー底が出てきてしまっているので、磨耗部分を重点にシューズドクターで補強します。

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(淵部分が磨耗して下地が見えてきました。)


まず施工部分全体を紙ヤスリで削ります。これは「足付け」と呼ばれる下地処理で、表面積を増やすことによって、樹脂の食いつきを良くする目的があります。ヤスリをかけ終わったら、消毒用アルコール等を使って、施工部分の油脂分を完全に取り除いておきます。仕上がりの良し悪しは、下地処理で9割方決まります。

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(ヤスリがけ後。下地処理で9割決まる。)

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(汚したくないところにはマスキング。)


次に、シューズドクターを適量搾り出して、靴底全体に塗り広げます。気泡ができないように、しっかりと塗り込みます。シューズドクターのパッケージに同梱されているプラスチック製コテを利用しても構いませんが、弾力のある金属製のパレットナイフの方が便利です。

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(適量搾り出して。)

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(「あっ!」・・もう完成。)


あっという間に施工完了。24時間後には使用可能です。今回は補修のため一足(左右一組)で20g程度のシューズドクターを使用しました。最初から(レザーソール等の上に直接)施工する場合には、50gのシューズドクター1本を丸々使い切ります。


施工直後は凹凸が気になるかもしれませんが、何回か履いているうちに目立たなくなります。他人の靴の裏なんかジロジロ見る人はいませんので、気にしません。



靴マニアなら、専門業者にオールソールを依頼するかもしれません。しかし、私の靴は、どれも買い換えた方が安くつくようなものばかりです。また、靴にとって、オールソールは両刃の剣(靴を分解して組み立て直せば、基幹部品が損傷します。)でもあります。今回紹介した方法は拍子抜けするほど簡単です。是非お試しあれ。


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タグ:DIY おしゃれ
posted by 司法書士 前田 at 04:21| Comment(0) | 日記
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