2018年07月30日

ブーツ靴底のDIY補修(シューズドクターでヒールリフト編)


前回に続き、シューズドクターを使ったブーツの補修です。今回は、ヒールのトップリフトを整形します。使用する道具も、使い方も前回と同じです。

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(ヒールの一番外側=トップリフト)


補修するブーツのヒールには天然皮革が張ってありますが、この歩き心地が最悪です。着地の衝撃が足に直接響くうえに、油分が抜けて劣化した革に砂利が詰まって不快な足音がします。主観的な問題だと分かっているつもりでも、レザーソールを好きだという人の気持ちが理解できません。

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(よく見ると、砂利がたくさん詰まっています。)


ヒールのトップリフトを交換するには、ヒールの形に整形したゴム板を貼り付けるのが一般ですが、今回は、革部分だけを剥がして、シューズドクターでその段差を埋めてみることにします。

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(汎用のゴム板なら、1枚100円程度。今回は使いませんが。)


まず、革を剥がして、下地を粗目の紙ヤスリでよく削ります。樹脂の定着を良くするためです。

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(革だけ剥がします。)

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(靴底に使用した革へのダメージは相当なもの。パサパサで、ボロボロ。)

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(紙ヤスリでしっかり「足付け」。)


ポリプロピレン板(シューズドクターに同梱されている。クリアファイルを利用しても構いません。)で、ヒール部分に堰を作ります。シューズドクターを整形しやすくするためです。

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(ポリプロピレン板で堰を作る。)


堰の内側に、シューズドクターを搾り出して、パレットナイフで整形します。硬化するまで丸一日放置したら、ポリプロピレン板を外します。十分な硬化時間を置かずにポリプロピレン板を外すのは失敗のもとです。

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(シューズドクターを塗りこんだ後。)

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(丸一日硬化のための時間を置く。待つことも大事。)


完成した靴底は、表面がデコボコしていてなんだか見た目がよくありませんが、2〜3日歩きまわれば目立たなくなります。だいたい、靴底なんか周りの人には見えませんので、気にしてはいけません。



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2018年07月29日

ブーツ靴底のDIY補修(シューズドクターでハーフソール編)


擦り減った靴底の修理・補強方法のなかでも、効果的なのがハーフソール(半底)です。

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(一般的なハーフソール用のゴム板。)

今回は、専用ゴム板を接着剤(ゴム系「コンタクトセメント」)で貼り付けるというハーフソール方法(2017年02月13日ブログ http://wakaba-office.sblo.jp/archives/201702-1.html )ではなく、セメダイン社の「シューズドクター」を利用した方法を紹介します。

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(セメダイン社のシューズドクター。用途が豊富なため、DIY好きなら道具箱に常備すべし。)


シューズドクターは、磨耗した靴の踵(かかと)を補修するのが一般的ですが、それに限られるわけではありません。踵以外の靴底修理に使えるのはもちろんのこと、自転車等の整備でも重宝する優れものです。室内で使用しても安全(揮発しやすい有害な溶液を使っていない)なうえ、施工容易(早すぎず遅すぎない硬化時間、タレにくい粘度等)で、硬化後は適度な弾力と高い耐久性を発揮します。


用意する道具は、次の通りです。

・ シューズドクター
・ 粗目(60番)の紙ヤスリ
・ パレットナイフ
・ マスキングテープ
・ イソプロピルアルコール等の脱脂液

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(ワークブーツ(奥)とスエードブーツ(手前)。どちらもヘビロテ使用中。)

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(どちらのブーツにも既にシューズドクターのハーフソールが。)


上の写真は、既にシューズドクターでハーフソールを施した2足のブーツです。今回補修するのは、手前のスエードブーツ(マッケイ製法)の方です。昨シーズンかなりの頻度で履きましたが、淵が若干磨耗して下地のレザー底が出てきてしまっているので、磨耗部分を重点にシューズドクターで補強します。

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(淵部分が磨耗して下地が見えてきました。)


まず施工部分全体を紙ヤスリで削ります。これは「足付け」と呼ばれる下地処理で、表面積を増やすことによって、樹脂の食いつきを良くする目的があります。ヤスリをかけ終わったら、消毒用アルコール等を使って、施工部分の油脂分を完全に取り除いておきます。仕上がりの良し悪しは、下地処理で9割方決まります。

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(ヤスリがけ後。下地処理で9割決まる。)

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(汚したくないところにはマスキング。)


次に、シューズドクターを適量搾り出して、靴底全体に塗り広げます。気泡ができないように、しっかりと塗り込みます。シューズドクターのパッケージに同梱されているプラスチック製コテを利用しても構いませんが、弾力のある金属製のパレットナイフの方が便利です。

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(適量搾り出して。)

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(「あっ!」・・もう完成。)


あっという間に施工完了。24時間後には使用可能です。今回は補修のため一足(左右一組)で20g程度のシューズドクターを使用しました。最初から(レザーソール等の上に直接)施工する場合には、50gのシューズドクター1本を丸々使い切ります。


施工直後は凹凸が気になるかもしれませんが、何回か履いているうちに目立たなくなります。他人の靴の裏なんかジロジロ見る人はいませんので、気にしません。



靴マニアなら、専門業者にオールソールを依頼するかもしれません。しかし、私の靴は、どれも買い換えた方が安くつくようなものばかりです。また、靴にとって、オールソールは両刃の剣(靴を分解して組み立て直せば、基幹部品が損傷します。)でもあります。今回紹介した方法は拍子抜けするほど簡単です。是非お試しあれ。


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posted by 司法書士 前田 at 04:21| Comment(0) | 日記

2018年06月30日

マキタがキターッ!(サイクロンアタッチメントA-67169)


4年間、2日に1度の頻度で使用してきたマキタのコードレス掃除機CL102D。とても便利なのですが、唯一の不満は、集塵パックの容量が小さすぎてすぐに一杯になってしまう(ゆえに吸引力も弱くなってしまう)こと。
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(現行機 マキタCL102DW)


集塵パック問題で悩んでいた1ヶ月くらい前のある日、近所のホームセンターで、サイクロンアタッチメントを発見。5分迷った末に購入しました。
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(マキタ サイクロンアタッチメントA-67169)




掃除好きな私にとって夢のような日々の始まりです。


本来、このサイクロンアタッチメントは、吸込仕事率15W超のマキタのコードレス掃除機に対応するようです。ウチのCL102Dは、多分、現行機(CL102DW)と同じ吸込仕事率14Wでしょうから、最適な組み合わせではありません。でも、そんな小さなことは気にしません。
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(本体とパイプの間に装着する。)


掃除機本体とパイプの間に差し込むだけの簡単な取り付け方法です。紙パックが不要になるわけではありませんが、紙パックにはほとんどゴミがたまらなくなります。
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(装着後。)


吸い込まれたゴミが集塵カップ内をクルクル回るのは新鮮な体験です。
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(回る、回る!)


ソファーの下が若干掃除しにくくなりました。
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(ちょっと出っ張りが増えて、狭いところは苦手に。)


階段だって軽快です。
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(コードレスならでは。軽快。)


ゴミの量が一目で確認できます。
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(意外にたくさんゴミが溜まる。)


集塵カップだけ簡単に取り外して、ゴミ捨て完了。掃除機内にずっとゴミを溜めっぱなしにしないので、何となく気分が良いのです。
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(集塵カップの取り外しは簡単。)

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(毎回ゴミをリセットして、何かいい気分♪)


おすすめ度: ★★★★★




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posted by 司法書士 前田 at 12:28| Comment(0) | 日記

2018年05月18日

デジタル腕時計で行こう!(電池交換手順等いろいろ)



1 スプーンがやって来た!
最近急にデジタル腕時計が欲しくなって探していたら、ジャンク(故障品)という「スプーン」(SEIKO ALBA SPOON INGOT W620-4140)に目が留まりました。

1982年、中学校に入学した私が、叔父さんからもらった人生初の腕時計も、ALBAのデジタル腕時計でした。そこで、なにやらこのスプーンに縁を感じ、故障していることを知りながら、手に入れてしまいました。

スプーンは、1995年に発売されるや1年で100万本を売り上げる大ヒットを記録したという有名な腕時計です。そういえば、当時、街中にはスプーンをはめた若者がウジャウジャいたものです。デザインが最初から完成され過ぎていたためか、シリーズが続かず、流行も短命に終わってしまいました。その後、一時期、SEIKO WIRED (ALBAの後継ブランド)から、スプーンが復刻されましたが、あまり大きな話題にはならなかったみたいです。
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今回、私の手に入れたスプーンは、普及型(プラスチック製)ではなく、総ステンレス製の高級バージョンです。
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時計の状態は、一見すると、新品に近い美しさ。わずかな傷があるくらいで、日常的な使用の形跡がありません。

ところが、外見とは裏腹に、前オーナーが電池を入れたばかりという割には、液晶の時刻表示が薄く、絶えず点滅を繰り返しています。さらに、バックライトも点灯しません。これは、本当に、ジャンクなのでしょうか?


2 電池を入れ直してみる
動作不良の原因について手掛かりを得るために、とりあえず、正しい手順で電池を入れ直してみることにしました。

まず、邪魔なブレスレットを外します。
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このタイプの裏ブタは、ケースと蓋の間にナイフの刃先を入れてこじ開けます。よく見ないと分かりづらいですが、裏ブタの一か所にわずかな隙間が作ってあります。刃先を入れるのはそこです。
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フタが開きました。
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電池を押さえているバネを外せば、電池が取り外せます。指紋等をつけないように、ピンセット等を使って作業します。ただし、ピンセットでボタン電池を扱うときは、電池の側面をつかむように注意しましょう。+極と−極をつかんでしまうと、電池がショートして液漏れの原因になることがあるからです。
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デジタル腕時計のほとんどは、電池交換したら「リセット」が必要です。リセット方法の主流は、AC(All Clear リセットという意味)と記載された端子(ドライバーの先の〇印)と電池の+極をショート(導通)させるというものです。機種によって若干やり方が異なります。
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金属製のピンセットを使ってリセットを行います。うまくリセットされると、液晶表示が初期値に戻ります。このスプーンの場合、「1-1 94 12:00」が表示されました。リセット完了です。
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裏ブタを元通りに戻して、正しい手順での電池の入れ直しが完了しました。ちなみに、防水のためのOリング(=パッキン)にはシリコングリスを薄く塗布してあります。




2 動作不良の原因は
電池を正しい方法で入れ直して、正常動作を回復・・・とはいきませんでした。相変わらず、液晶表示は点滅していますし、バックライトも点灯しません。

点いた!
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消えた!
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しかし、そんな状態でも時間を確認する程度に使用することはできるため、しばらくそのまま使いながら動作状況を観察してみることにしました。その結果、大事なことが分かりました。

それは、03:00〜05:59に時刻表示が点滅して、06:00〜06:59に正常動作に戻り、07:00〜09:59にまた時刻表示が点滅し、10:00〜10:59に正常動作に戻り・・というパターンを繰り返しているということです。

故障している時計にしては、このパターンは律儀すぎます。そこで、この液晶点滅は、故障ではなくて、電池残量警告機能なのではないかという疑いが湧いてきました。

この疑いを確認するため、バックライトのスイッチをしばらく押しっぱなしにしてみました。すると、バックライトはもちろん点灯しませんが、液晶表示まで薄くなって消えてしまうことが分かりました。これは、電圧が低すぎることを示しています。間違いなく、電池の残量不足です。

結局、新しい電池を買ってきて、交換しました。
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その結果、液晶の点滅はなくなり、ELバックライトも点灯するようになりました。その他、全ての機能が正常に動作します。めでたし、めでたし。
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3 その他
上のことから、このスプーンには、電池残量不足警告機能が備わっているということが分かりました。充電式の時計(ソーラーやキネティクス)には残量警告機能がついているものが多いですが、普通の電池式の腕時計にそんな機能がついているのですね。

さらにいろいろとスプーンをいじっていると、リセットが、上で紹介した方法だけではないということも分かりました。このスプーンの場合、側面の4つのボタンを同時に長押しするとリセットされるようになっています。

また、(1)時刻・日付・曜日、(2)クロノグラフ、(3)ペースカウンター、(4)カウントダウンタイマー、(5)アラームの各モードがあることや、その使用方法も知ることができました。さすがデジタル時計、機能豊富です。

ところで、上の写真の一枚に、撮影後、間違いがあることに気づきました。次の写真の←印の先には小さなスプリングがありますが、本来このスプリングは、左隣の穴(〇印)に収まるべきものです。誰も気づかないでしょうが、一応・・。
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このスプーンは、これから末永く活躍してくれることでしょう。


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posted by 司法書士 前田 at 12:07| Comment(0) | 日記

2018年04月26日

ローファーの「かかと抜け」防止

気温が高くなって、ローファーを履くことが多くなりました。ローファーと言えば、かつて女子高生かオジサンの履物というイメージでしたが、最近は性別・世代を問わず人気です。
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(G.H.Bussのペニーローファー。定番中の定番。)

ところが、ローファーは、サイズ合わせが最も難しいタイプの靴です。紐がないうえに、履き口が広くかかとが浅いデザインであるために、サイズ数ミリの違いで、かかとがパカパカと抜けやすいのです。

スリッパみたいにローファーを履いて歩いている人をたまに見かけますが、とてもだらしなく見えます。まさにloafer「怠け者」ということです。そこで、今回は、簡単にできるローファーのかかと抜け防止対策を紹介してみましょう。



1 靴下を履く
くるぶしを出して革靴を履くのが流行していますが、裸足でローファーを履いてはいけません。裸足は、ローファーに限らず、革靴の作法に反します。
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(愛用のリーガル製ペニーローファー。靴下は緑色・・。)

ローファーのかかと抜けに関連して靴下を履くことの意味は、次の点にあります。

・靴下+裸足=正しい靴サイズ
・靴擦れ防止
・生地の摩擦による足の安定


2 反り(そり)を出す
ヒトの足は、歩行に際して、指のつけ根の辺りを中心として土踏まずのアーチと反対方向に屈曲し(=「反り」)ます。そして、靴も同じ構造をしています。つまり、歩きやすい靴というのは、足の動きにシンクロする靴ということです。
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(擦り減った靴底にハーフソール。・・反りが悪くなった。)

新しい靴は硬いので、履き下ろす前に、手で思いっきりグイグイと曲げ伸ばしする必要があります。これは、一見、乱暴ですが、やって構いません。靴はそういう扱いに耐えるように作られているのです。もちろん、お店の展示靴にやってはいけません。
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(グイグイ、グイグイ。)
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(グイグイ後・・。)

新品でなくとも反りの悪い靴にも、同じようにグイグイやれば、履き心地が劇的に改善することがあります。私のローファーのように、ゴム製のハーフソールで修理した場合、靴底が硬くなってしまうので、グイグイとやる必要があります。

反りが良くなれば、ローファーが足の動きにシンクロして、かかとが抜けにくくなります。


3 中敷きとパッドを貼る
足が前に滑ってしまうと、靴のかかとに隙間ができて抜けやすくなってしまいます。このようなときには、半サイズ(前側半分)の中敷きを貼るのがお勧めです。適度な摩擦と調湿性のある革製の中敷きがお勧めです。フルサイズの中敷きは、ただでさえ浅いローファーのかかとをさらに浅くしてしまうので逆効果です。

半サイズ中敷きを貼っても足が前に滑ってしまう場合には、タン(舌)部の裏にパッドを貼りつけるのもお勧めです。上下から足を押さえて固定するということです。
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(下に中敷き、舌にパッド。)

それでもかかとがパカパカ抜けてしまうという場合には、かかと部にパッドを貼り付けます。かかと部全体を覆うようにパッドを貼ると、靴内側の前後長が短くなってしまいます。そこで、前後長を変えたくないのであれば、かかとの左右にだけパッドを貼りつけるのが良いでしょう。かかとを左右からつまんで固定するイメージです。
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(かかとの内側にいろいろ貼ってあります。)

中敷きやパッド等の材料は100円ショップでも揃います。形や大きさが市販のものではシックリこない場合、ハサミで切る等して工夫してみてください。

パッドを貼った靴の内側はあまり美しくありませんが、だらしない歩き方をするよりは100万倍ましでしょう。また、以上の対策は、外反母趾や内反小趾の防止にも役立ちます。ローファーに限らず、無理して痛い靴を履いているのであれば、ぜひ試してみてください。
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(座敷に上がるときはちょっと恥ずかしいかもね。)


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posted by 司法書士 前田 at 15:40| Comment(0) | 日記