2016年10月10日

チェーン引きの追加

 シングルスピード折り畳み小径車であるTern uno (ウノ)の整備性があまり良くないため、タイヤ交換をはじめ、いろいろなことをサボっていました。久しぶりに、後タイヤをジッと見てみたら、タイヤのゴムが磨り減り、ヒビ割れて、所々カーカス(タイヤの骨組みである繊維)が出ていることに気づきました。これは危険です。
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(磨り減って、糸状のものが見える。このまま走ると、突然タイヤが破裂することも・・。)

 そこで、今回は、後タイヤを交換するついでに、やろうと思いつつもずっと後回しになっていたチェーン引きを設置してみることにしました。

 もともと、unoには、チェーン引きが付いていません。このことも、整備をためらってしまう理由の一つです。後輪を外した後に、チェーンの引き具合と後輪のフレームへの納まり具合とを調整するのが面倒なのです。
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(後輪を脱着するのが面倒な自転車。)
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(シュワルベのcitizenから、シンコーのSR076へ交換。安くて良いタイヤ♪)

 使用するチェーン引きは、ママチャリ用の汎用品です。そのままでは取り付けられないため、最低限の加工が必要です。
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(ママチャリ用の汎用チェーン引き。)

 チェーン引きの付いていないシングルスピード車に、チェーン引きを追加するためには、フレームエンドの幅や形状を考える必要があります。チェーン引きの種類によっても、フレームの内側に付けるタイプのものと、外側につけるタイプのものがありますので、フレームとの相性を見極めなければなりません。
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(三ヶ島の高級チェーン引き。形は様々でも原理は同じ。)
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(チェーン引き装着後。ちょっと不恰好だけど、そのうちちゃんと加工するつもりです。)
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(久しぶりにちゃんと手入れしたuno)

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(2016年10月10日体育の日。六甲はもう肌寒いほど。)


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posted by 司法書士 前田 at 22:04| Comment(0) | 自転車

2016年10月05日

フラットペダルとスニーカー

 自転車という趣味にのめり込むようになって10余年が経ちましたが、未だに私は、同趣味の人達が必ずと言ってよいほど使っているアレとソレを持っていません。

 私の持っていないアレとは、ビンディングペダルのことです。当然、ソレとは、ビンディングシューズのことです。

 趣味として自転車を乗る人の多くは、なんだかんだと理由をつけては、ビンディングペダルを使います。好みの問題なので、それはそれで結構なことです。

 これに対して、私が、フラットペダルを好む理由は、安全で楽しいからです。フラットペダルなら、信号待ちで立ちゴケすることもないし、走行中に自転車から安全に飛び降りる(時には必要なことです。)ことだってできるのです。また、自転車を降りて、野山を歩き回ることだって思いのままです。
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(現在使用しているミカシマLITE。使い心地最高♪)

 そこで、悩むのが、フラットペダルに適したスニーカー選びです。もちろん、専用のスニーカーは山ほど売られていますが、どれも高価なものばかりです。スニーカーなんて消耗品なのだから、安くなければ意味がありません。
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(メレルのフラぺ用シューズ。12,000円か・・。)
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(モンベルのフラぺ用シューズ。これも12,000円か・・。)

 私の独断で、フラットペダル用として使えるスニーカーの条件と考えるのは、以下の3点です。文章にするのもちょっと恥ずかしいくらい、当たり前のことばかりです。

・価格が安い
・丈夫である
・靴底が硬く、薄く、ペダルに引っかかり易い形状である

 「価格が安い」というのは、お金持ちには関係ない条件でしょう。しかし、スニーカーの寿命は意外と短いのです。たとえまったく履かなくても、スニーカーを構成する樹脂や接着剤は、劣化(加水分解やカビ等の浸食)します。高価であったら、そう頻繁に買い替えるというわけにはいかないでしょう。
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(劣化して壊れたトレッキングシューズ。樹脂には寿命がつきもの。)

 「丈夫である」というのは、あらためて言うまでのことではないようにも思います。しかし、自転車を本気で漕いでいる時に、靴にかかる負担を侮ってはいけません。見た目だけの造りの甘いスニーカーなんか、直ぐにボロボロになってしまいます。

 「靴底が硬く、薄く、ペダルに引っかかり易い形状である」というのは、経験から言えることです。逆に、靴底が「柔らかく、分厚く、滑りやすい」スニーカーで自転車に乗ってみれば、すぐに納得してもらえると思います。

 さて、そんな条件に合うスニーカーを探しても、意外と見つからないものなのです。以前気に入って使っていたホーキンスの軽トレッキング用のスニーカーがないか探してみましたが、現在、同メーカーの販売するモデルは、ゴツゴツしすぎているものばかりです。
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(ホーキンスの軽登山シューズ。底が分厚すぎる。しかも、9,000円も・・。)

 結局、見つけたのは、「イグニオ」(アルペングループのブランドのひとつ)のスニーカーです。私にとっては、かなり良い使い心地です。1,980円也。
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(お値段軽けりゃ、ココロも軽い。)

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(2016.10.01秋雨の止んだ隙に・・のつもりが、山の上は雲の中。)
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(2016.10.02やっと晴れました。暮れかかる六甲山。)

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posted by 司法書士 前田 at 13:47| Comment(0) | 自転車

2016年04月12日

ショートステムで行こう!

 競技をやらない私にとって流行はあまり関係ないはずなのですが、ショートステムのマウンテンバイクばかりが目に付くようになってくると、さすがに試したくなってくるのです・・。
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(2年前は130mmのステムを使っていました。ステムの長さを変えると、乗り方も変わる。)


1. ステム交換
(1)規格に注意
 今回、ステムを90mmから45mmへと短くします。使用するのは、ヤフオクで手に入れたいかにも軽そうな格安ステムです。
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(半分の長さに。しかも肉抜きしてあって、軽そう。)

 当たり前のことですが、交換に適したステムを選ぶ際には、ステアリングコラム径とハンドルクランプ径を間違ってはいけません。今回は、コラム径28.6mm、クランプ径31.8mmのものを購入しました。

 もう一つ忘れがちなことですが、ステムの高さにも若干気をつける必要があります。ステムの高さは、大抵スペーサーを組み合わせて調整できるものです。しかし、手許に適当な厚みのスペーサーがなかったりすることはよくあることです。このような場合に備えて、高さを無段階で調整できるスペーサーを一つ持っておくと便利です。
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(アジャスタブル・スペーサー。重量さえ気にしなければ、とても便利なパーツ。)

(2)締め付けトルク管理のヒント
 ステム周りのボルトの締め付けトルクには、気をつける必要があります。硬いステンレスのボルトを、柔らかいアルミ合金のステム本体に対して、力いっぱい締め込んでしまえば、すぐにネジ山が壊れてしまいます。逆に締め込みが緩すぎても、走行中に危険な目に合ってしまうでしょう。

 ハンドルクランプのボルトの締め付けトルクは6〜7Nm(ニュートンメーター)、コラムクランプのそれは7〜8Nmくらいと指定されていることが多いようです。本来であれば、トルクレンチを使うべき場面でしょう。

 しかし、私は面倒くさがりなので、あまりトルクレンチは使いません。その代り、デリケートなボルトを締めつけるときは、柄の短い工具を使うことにしています。安物の工具を使うのには一応意味があるのです。
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(柄の短い工具であれば、トルクをかけすぎることもない。)
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(対角線に少しずつ均等に締め込んでいく。これ基本。)
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(アンカーボルトでヘッドベアリングのアタリを最適化。シールドベアリングでも基本は一緒。)

 ステム周りのボルトは、一旦は各部が動く程度に軽く締めておいて、アンカーボルトの調整、ハンドルやブレーキレバーの角度を微調整した後に本締めします。ボルトに塗布するのであれば、グリスよりもネジ止め剤の方が適します。
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(自転車には中強度のネジ止め剤を使う。この量あれば、一生使えるかも。)


2.試走
 ステムを交換した後に、散り際の桜を見物に行くことも兼ねて、いつものトレーニングコースである表六甲線を登って下ってきました。
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(桜も今年はこれで見納め。)

 さすがに登っている時は、やけにハンドルバーが身体に近く感じて、ちょっと不自然にも思えました。逆に、下り坂では、たった45mmの差なのに随分とお尻が動かしやすくなったと感じました。当たり前と言えば、当たり前ですが。

 これでフロント部が軽快になって、公園なんかで練習するのも楽しくなりそうです。
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(ショートステム、ワイドハンドルバー、フルリジッド、ワンバイエイト、フラぺ・・、男らしい。)
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posted by 司法書士 前田 at 17:56| Comment(0) | 自転車

2016年01月28日

2×4材で作るバイクラック(バイクスタンド)

 実は、引っ越しに伴って、私の自転車達が家から追い出されてしまうという悲しい事態が生じてしまいました。私の自転車達は、現在、事務所のオブジェと化しています。

 そこで、自宅に自転車の置き場所を確保するために、バイクラックを作ることにしたのです。家の中に置くのだから、見た目も大事です。格好良い方が、要らぬ反感を買うこともないし・・。
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(「オブジェ」と言うには、あまりに雑然として・・。)


1. 材料
 材料は、以下のとおり。

 ・2×4材(6ft=1820mm): 5本
 ・ソーホースブラケット: 1セット(2個)
 ・木ネジ、又は釘: 24本

 2×4(ツーバイフォー)材とは、38mm×89mmの断面規格の木材のことです。DIY好きな人にはお馴染みの材料です。加工しやすく、強度や耐久性もあるので、バイクラックには適材です。
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(2×4材。ツーバイフォー工法で建築材料として使用される。)

 ソーホースブラケットとは、2×4材を連結して、ノコギリの作業台(ソーホース)を作るための専用金具です。
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(sawhorse「ノコギリ馬」と言うのです。)
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(fulton社のソーホースブラケット。2個で1セット。)

 2×4材は、1本200〜300円程度。ソーホースブラケットは、1セット1000円くらい。材料はこれだけなので、立派なバイクラックが3000円とかからずに出来てしまうのです。


2. 作業
 脚になる木材の長さは、自転車のサドルを引っかけた時に、後輪が適度に宙に浮き、前輪が床に接地する程度にします。梁(サドルを引っかける部分)になる木材の長さは、自転車の台数により決まります。

 私は、2〜3台の自転車を置くためのバイクラックを作りたいので、5本の2×4材を全て1050mmに切りそろえました。
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(木材をステインで色つけ。お好みでどうぞ。)

 次に、長さを整えた2×4材を、ソーホースブラケットで連結していきます。
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(金具に木材を差し込んで、ネジで留めるだけ。)
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(脚になる部分が完成。)

 「ああーっ」という間に完成です。
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(あっけないくらい簡単に完成しました。その割にオシャレですね。)


 これで、私の自転車たちにも市民権が与えられる・・かも知れません。

 では、また・・。

追加写真:
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(室内に2台の駐輪スペース確保!これ以上は無理か・・)

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posted by 司法書士 前田 at 16:25| Comment(0) | 自転車

2015年09月28日

フルリジッドのMTBで行こう!(後編)

 今回は、スペシャライズド・ロックホッパー1999のフロントフォーク交換の手順について紹介します。


1. 取り外して比較
 先ず、古いマニトウのサスペンションフォークを取り外します。フォーク周りのネジを順に外すだけなので、具体的な方法は省略します。ヘッドベアリング周辺部品の取り付け順序を間違えないように、外した順序を覚えておきます。
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(フォーク周辺部品を取り外す。似たような部品が多いので、取り付け順序を整理しておく。)

 取り外したサスペンションフォークと、これから取り付けるリジッドフォークを比較してみます。並べてみると、加重していないサスペンションフォークと、リジッドフォークの肩下長(下玉押しからハブ軸までの長さ)がほぼ同一であることが分かります。乗車して自然加重した状態で、サスペンションフォークを10mm程度沈む(サグ)ように設定してあったので、リジッドフォークに交換した場合の乗車姿勢は、10mm程度前上がりになるはずです。この程度のフォークの高さの変更であれば、乗車姿勢に関して殆ど差を体感することはありません。
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(二つ並べてみれば、サイズの相似がはっきり分かる。)

 次に、重量については、サスペンションフォークが1711gであるのに対し、コラム切断前のリジッドフォークが1511gでした。後ほど、コラムを56g分切断したので、フォーク交換によって、256gの軽量化をすることになります。
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(もともと軽くて性能の良いマニトウ・スパイダー。1711g。)
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(丈夫さで選べば、選択肢はこれに絞られる。しかし、1511gとは・・。)
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(切断したコラムが56g。結局200+56gの軽量化。)

 もともと、マニトウのフォークが軽量であったため、重量のあるクロモリのフォークと交換しただけでは、大した軽量化にはなっていないことが分かります。ちなみに、モッソのアルミ製フォークの重量は800g程度だそうですので、軽量化を重視したい人は、そちらにすることをお勧めします。



2. 組付け手順
(1)下玉押しの取り外し
 今回は、下玉押し(クラウンレース)を再利用します。下玉押しは、フォークコラムの下部に圧入されているので、下玉押し下部の隙間にタガネを当てて、ゴム槌で叩いて外します。
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(こんな風に、タガネをあてて下玉押しをはじき出す。)


(2)フォークコラムの切断
 そのままのフォークコラムは長すぎるので、適当な長さに切断する必要があります。ここで、私は、パイプカッターを使用して切断を開始しましたが、刃が摩耗してしまい、替刃を在庫していなかったために、途中からやむを得ず金属ノコギリ(ハックソー)で切断することにしました。
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(パイプカッターの替刃を在庫していなかった・・。)
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(金属ノコギリで切断。切断線の目印として、ビニールテープを巻いてある。)

 金属ノコギリを使用する際には、切断面が垂直になるように、ソーガイドを使用するのが正しい方法です。しかし私は、ソーガイドを使わずに、ビニールテープで目印をつけて切断しました。
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(パイプを垂直に切断するにはソーガイドを使うのが便利。)

 切断面は、ヤスリをかけてきれいに仕上げます。
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(ヤスリでエッジを丸めてきれいにする。)
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(美しい仕上げ!)


(3)下玉押しの圧入
 フォークコラムの下部は、コラム本体よりも若干太くなっています。下玉押しは、この太くなった部分に圧入して固定します。
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(下玉押しを圧入する前に、コラム下部にグリスを塗っておく。)

 圧入に使う道具は、内径30mmの塩ビパイプとゴム槌です。塩ビパイプを下玉押しにあてて、フォークコラムに打ち込みます。このように仕組みを説明すれば、簡単な作業のように聞こえますが、下玉押しの圧入は、難しい作業の一つです。
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(自家製の下玉押し圧入工具、と言っても、ただの塩ビパイプ。)
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(塩ビパイプを、ガチコンガチコンと叩くのみ・・、そんなに簡単ではない。)
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(格闘の末、下玉押しの圧入成功。)



(4)スターファングルナットの打込みとフォークの装着
 フォークの装着作業は、ベアリングやスペーサーの順番を間違えないように行います。

 フォークコラムをヘッドチューブに挿入してから気づいたのですが、スターファングルナットを打込むのを忘れていました。スターファングルナット(アンカーナット)とは、バネの力によってヘッドベアリングのアタリを適正に保つための部品です。
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(フォークをヘッドチューブに通した後に、スターファングルナットを打ち忘れたのに気付いた。)

 スターファングルナットをコラムに垂直に打ち込むためには、専用工具(スターナットセッター)を使用することをお勧めします。専用工具がなくても出来ない作業ではありませんが、失敗する可能性が高くなります。
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(専用工具があると、スターファングルナットの打込みに失敗することはない。)
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(角度も深さも最適な位置に打ち込んだ。)
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(アンカーボルトを適度に締めて、ベアリングのアタリを最適化する。)
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(緩んで欲しくないネジには、中強度のネジ止め剤を塗っておく。)



3. 試走
 2015年9月19日、午前中にフォーク交換の終わったロックホッパーで表六甲線を登ってみました。
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(いつもの表六甲線。季節はいつの間にか秋に・・。)

 走ってみると、狙い通りの乗り心地です。乗車姿勢の変化は、ほぼ感じません。

 サスペンション付きの自転車では、登坂時のペダリングロスを指摘されることが多いようですが、私はもともと気にしていなかったので、リジッドフォークに交換したからと言って、ペダリングの効率が上がったとは感じませんでした。

 それよりも、はっきりと向上を実感できたのは、不自然な挙動が無くなったことです。特に減速時や旋回時に、タイヤがしっかり踏ん張っていると感じるようになりました。

 サスペンション無しの方がタイヤの接地感が増すというのは、矛盾のように思われるかも知れません。しかし、サスペンション単体で20万円以上するような高級品ならいざ知らず、安い自転車のサスペンションなんて、結局その程度のものなのです。
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(すっきりとした姿に。単純であるのが美しいと思う。)


 フォークを交換したついでに、久しぶりに車体重量を測ってみることにしました。これまで色々と弄ってきた車体は、キックスタンドやペダル等を含めても、11sをだいぶ割り込んでいました。古いエントリーレベルのMTBにしては、かなり軽いと思います。と言っても、軽量化を目指したわけではなく、乗り易く故障しにくい自転車にしただけなのですが・・。
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(アートサイクルスタジオの26インチMTB?ベーシックなものは消費者受けが良くない時代。)
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posted by 司法書士 前田 at 18:26| Comment(2) | 自転車